「第16回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム」(再生可能エネルギー協議会主催、産経新聞社特別協力)が26日、東京ビッグサイト東ホール&会議棟で開幕した。会場では出展する企業や団体が脱炭素化に欠かせない再エネの先端技術を披露している。
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のブースでは太陽光やバイオマス、風力、地熱発電に関する先端技術を展示。洋上風力発電のコーナーでは福岡・北九州市で実施されている風車を海に浮かべる「浮体式」の実証研究が紹介され、多くの来場者が関心を寄せていた。
担当者は「国の電源構成で再エネの比率が上がることになり、洋上風力への期待が高まっている。これまでのコスト低減や高性能化の成果をアピールしたい」と意気込んだ。
今回は「地球環境とエネルギーの調和展」と「分散エネルギーとデジタル技術の融合展」も同時開催され、計228社・団体が出展している。2050(令和32)年のカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)の実現に向けた最新の動向や技術を紹介する講演も多数行われる。入場は無料。28日まで。
詳細は特設サイト(https://www.renewableenergy.jp/2022/jp/)で。