• 日経平均26422.05248.07
  • ドル円144.61144.66

第6波重症患者は0・1% 第5波から大幅低下

新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」が流行する「第6波」で、新型コロナ患者に占める重症者の割合は0・2~0・1%程度にとどまっている。デルタ株による昨夏の第5波の感染急拡大時は1%程度に及んでおり、大幅に低下していることが判明した。26日時点の重症者数は537人と第5波の入り口と同程度で、今後、感染流行の抑制による重症者の増加防止が重要になる。

「オミクロン株は重症化しにくい」という従来の見方が、実際の感染・療養状況で見て取れた。早期の感染ピークアウトが実現できれば、第6波での新型コロナによる死者数が過去の波と比較して大幅に抑制される可能性がうかがえる。一方、第5波を上回る感染者数の増加などに伴い病床は逼迫(ひっぱく)しつつあり、引き続き警戒が必要だ。

厚生労働省が公表している日々の感染動向などから、感染が確認された無症状者を含む新型コロナ患者数と重症者数を調べた。患者数は日々の新規感染者数が上積みされていく。一方で、有症状者は発症後10日間以上、無症状者で10日間などの期間を経て療養解除となる。

1月中旬以降の新規感染者の急増に伴って患者数も増加。患者数は21日に25万人超になり、約23万人だった第5波のピーク(昨年8月29日)を上回った。26日時点では約41万6千人で第5波ピークの約1・8倍になっている。

第6波の重症者数は患者が5万人を超えた1月12日に125人となり、約10万人となった15日に235人。患者が15万人超の18日には281人、26日は537人となっている。患者に占める重症者の割合は1月中旬以降が0・3~0・2%程度、下旬は0・2~0・1%程度で推移している。

昨年の第5波で重症者が現状と同程度だったのは、感染の急拡大が確認され出した7月下旬。患者が5万人を超えた7月29日で重症者は626人、約10万人だった8月5日に1020人になり、9月3日には最多の2223人に達した。重症者の割合は感染拡大が顕著になった7月下旬以降、患者数がピークになった8月29日まで1・3~0・9%。ほぼ横ばいで、患者数の増大に伴う大幅な上昇などは見られなかった。


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)