NEXER(東京)が運営する日本トレンドリサーチの調査で、3人に1人以上が一定の月額料金を支払うことでサービスを利用できる「サブスクリプション」(サブスク)を利用したことがあると回答したことが分かった。「映画・動画」の利用者が最も多く、次いで「音楽配信」「書籍」の順だった。
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アンケートは1月2~13日、全国の男女計1550人を対象にインターネットで実施。サブスクサービスを利用したことがあるかとの問いに、29.5%が利用していると回答。「以前は利用していたが今は利用していない」という人も合わせると、全体の36.3%がサブスクを利用していた。
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サブスクの利用者に実際にどのようなサービスを利用したかを複数回答で尋ねたところ、「映画・動画」が71.8%でトップに。「音楽配信」(46.2%)、「書籍(漫画)」(20.1%)、「飲食(水・コーヒーなど)」(8.2%)、「ビジネスツール」(8.0%)などが続いた。
このほか、電動歯ブラシやサプリメント、花、化粧品、コンタクトレンズ、子供用のおもちゃ、さらには1カ月1000円で1日1個のマカロンが食べられるというサブスクサービスを利用している人もいた。
サブスクの市場規模はまもなく1兆円を超えるとも言われ、ビジネスモデルとしても期待されている。今後、サブスクを取り入れてほしいサービスについては、文房具や医薬品といった生活に密着するものから、映画館やカラオケ、コンサートや演劇、キャンプ用品などが寄せられた。