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北発射は中距離弾道ミサイル、韓国政府が分析 文大統領「安保理決議違反」

【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日午前、北朝鮮が同日朝にミサイルを発射したことを受け、国家安全保障会議(NSC)を緊急招集した。NSCでは、北朝鮮が発射したのは中距離弾道ミサイルだったとの分析が報告された。

韓国の文在寅大統領=3日、ソウル(聯合=共同)
韓国の文在寅大統領=3日、ソウル(聯合=共同)

中距離弾道ミサイルは日本を射程に収め、北朝鮮は、日本やグアムの米軍基地を標的として開発を進めている。

韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮内陸部の慈江道(チャガンド)舞坪里(ムピョンリ)付近から日本海に向けて高角度で発射され、約800キロ飛行、高度約2000キロに達したと明らかにした。

故意に高い角度で打ち上げて飛距離を抑える「ロフテッド軌道」で発射したと分析されている。

文氏はNSCで、2017年に北朝鮮が中距離弾道ミサイルに続いて長距離弾道ミサイルを発射し「緊張が高まった時期と似た様相を見せている」と指摘した。

さらに今回の発射について「朝鮮半島の非核化などの外交的解決に向けた国際社会の努力に対する挑戦」であり、「国連安全保障理事会決議に違反する行為だ」との見方を示し、緊張を高める行為をやめるよう北朝鮮に要求した。

北朝鮮との融和を重視してきた文氏が安保理決議違反を指摘するのは異例だ。北朝鮮が中距離弾道ミサイルまで発射する事態は、文氏が進めてきた対北融和策の頓挫を浮き彫りにしており、文氏自身の深刻な認識を反映しているようだ。


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