自衛隊が大阪で新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を行う大規模接種会場の準備開始式が31日、会場の「堺筋八木ビル」(大阪市中央区)で開かれた。2月7日から接種を始め、7月末まで運用する予定。
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式には大阪会場の運営に当たる陸自中部方面隊を中心に自衛隊阪神病院の医官や看護官、隊員ら約80人が出席。運営責任者で自衛隊阪神病院院長の平山健一陸将補が「現場目線で安全な運営体制を構築してもらいたい」と訓示した。隊員は案内板を設置したり、ワクチン保管用の冷蔵庫を搬入したり接種開始に向け設営準備を進める。
防衛省によると、大阪会場は1日あたり960回分で開始を予定。予約は2月4日から、専用サイトか無料通信アプリ「LINE(ライン)」、電話で受け付ける。対象年齢は18歳以上で居住地は問わないが、接種には事前予約と接種券の持参が必要になる。