21年生産5・8%上昇 鉱工業、3年ぶりプラス 生産用機械が回復

    経済産業省が31日発表した令和3年の鉱工業生産指数速報(平成27年=100)は前年より5・8%高い95・9だった。年間の指数の上昇は30年以来3年ぶり。前年は新型コロナウイルスの感染拡大により、現行基準で比較可能な25年以降で最低水準だったが、生産用機械などを中心に回復した。

    経済産業省=東京都千代田区
    経済産業省=東京都千代田区

    同時に発表した令和3年12月の生産指数速報値(季節調整済み)は前月より1・0%低い96・5だった。低下は3カ月ぶり。基調判断は前月の「持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。

    12月を業種別に見ると、汎用・業務用機械や自動車を除く輸送機械など10業種が低下した。自動車や石油・石炭製品など5業種は上昇した。


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