3回目接種 群馬県営会場1日から予約 山本知事「河野前ワクチン担当相の首相補佐官起用を」

    ワクチン3回目接種の実施について説明する山本一太知事=31日、県庁(柳原一哉撮影)
    ワクチン3回目接種の実施について説明する山本一太知事=31日、県庁(柳原一哉撮影)

    群馬県の山本一太知事は31日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を行う2カ所の県営大規模接種会場で、一般からの予約受け付けを1日に始めると発表した。対象は2回目接種後の間隔が6カ月以上で、18歳以上の全県民となる。

    発表によると、会場は東毛ワクチン接種センター(太田市)と県央ワクチン接種センター(高崎市)の2カ所で、予約は無料通信アプリ「LINE(ライン)」を用いる。手元に接種券がなければ予約できないが、県によると、2月中旬には対象者の約9割の人に市町村から接種券が発送される見通しという。

    接種は11日から始まり、初日の規模は約5000人。最大1日9000人に接種能力を引き上げ加速化を図る。

    山本知事は会見で、「(第6波で)最も有効な対策は3回目接種の早期実施だ」と強調。その上で「岸田政権はワクチン確保の戦略強化を検討してほしい。菅政権でワクチン担当相を務めた河野太郎氏の首相補佐官起用など総力で当たる」よう要望した。


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