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全ペットボトルを飲料用に再生

資源を有効利用する社会を実現しようと、京都府南部の6市町のごみや屎尿(しにょう)の共同処理組合「城南衛生管理組合」(八幡市)と飲料大手サントリーグループ(大阪市)が4月から、家庭などから回収した使用済みペットボトルを全てペットボトルに再生する取り組み「ボトルtoボトル」を始める。最大で年間で500ミリリットルボトル約4500万本分をリサイクルする計画で、府内では乙訓地域と精華町に続いて3番目の取り組みとなる。

日本のペットボトルの回収率は96・7%。リサイクル率も88・5%と欧州(39・6%)や米国(18・0%)より高水準で推移する。しかし、付着した汚れを取り除く技術や費用に課題があり、回収したペットボトルの大半は食材トレイや衣類に再利用されていた。

近年では、回収したペットボトルを低コストで洗浄する新技術を導入した処理場が整備された。その結果、洗浄した使用済みペットボトルを溶解し、全てをペットボトルに再生することが可能になった。

組合に加盟するのは、宇治市、城陽市、八幡市、久御山町、宇治田原町、井手町。今回の協定では、組合が回収したペットボトルをボトルtoボトルに特化した業者が処理し、サントリー宇治川工場(城陽市)でペットボトルに成型、飲料用として活用する。適切に処理すれば何度もリサイクルすることが可能という。ただ、たばこの吸い殻などが入ったペットボトルは、再利用に使用できない。

協定締結式には、サントリープロダクツの中村卓社長と組合管理者の松村淳子宇治市長、副管理者の奥田敏晴城陽市長が出席。松村市長は「循環型社会の構築につながる大歓迎な取り組み。きれいなペットボトルを回収できるよう、消費者にも理解を深めていきたい」と話した。(秋山紀浩)


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