電車の故障で1本のみで運行していた千葉県銚子市のローカル鉄道「銚子電鉄」は1日までに修理が完了した。2日から故障前のダイヤ運行に戻す。鉄道関連の他社の協力に加え、オンラインショップの売り上げ増加が支えとなった。竹本勝紀社長は「支援してくれた皆さまに感謝している。原動力は電気だけじゃないと改めて感じた」と喜んだ。
銚子電鉄によると、3本あった電車のうち1本は3月下旬まで検査中で、2本で運行していたところ1本が故障。1月24日から2往復分減便していた。部品の老朽化が原因で、購入元の「伊予鉄道」(愛媛)や整備担当だった「京王重機整備」(東京)から代替部品の提供や技術協力を受けた。