1月の国内新車販売台数は前年同月比14・2%減の32万9699台で、7カ月連続のマイナスとなった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した。半導体不足に加え、一部の部品メーカーで新型コロナウイルスの感染者が出て部品が届かず、生産が停滞した。軽自動車以外の自動車(登録車)と軽が、1月として過去10年間でいずれも最も低い水準だった。
登録車は12・5%減の20万7123台となった。最大手のトヨタ自動車は国内工場の稼働を一時停止したことが響き、13・7%減の10万3097台。SUBARU(スバル)は48・4%減の5000台で減少幅が最も大きかった。ホンダは4・8%増と3カ月連続で増加した。
軽は17・1%減の12万2576台となった。ダイハツ工業が10・6%減の4万1295台、スズキも19・6%減の3万6765台と落ちこんだ。