峡谷の夜照らす氷瀑まつり コロナ禍でも明かり絶やさず、北海道上川町

    北海道上川町の峡谷で、夜間に大型の氷像をライトアップする「層雲峡温泉氷瀑まつり」が始まっている。主催する地元観光協会の担当者は「新型コロナウイルス禍でも明かりを絶やさず、地域を元気づけたい」と話している。3月13日まで。

    北海道上川町で始まった「層雲峡温泉氷瀑まつり」=2日夜
    北海道上川町で始まった「層雲峡温泉氷瀑まつり」=2日夜

    約30基ある氷像のうち、一番の目玉は米国オレゴン州ポートランドの象徴の山「マウントフッド」をイメージしたもの。奥行き約15メートル、幅約30メートル、高さ約13メートルで、内部は訪問客が歩けるようトンネル状になっている。

    北海道上川町で始まった「層雲峡温泉氷瀑まつり」で記念撮影する人たち=2日夜
    北海道上川町で始まった「層雲峡温泉氷瀑まつり」で記念撮影する人たち=2日夜

    2日夕は氷点下10度近くまで冷え込んだが、カップルで訪れた札幌市の会社員の男性(40)は「初めて訪れたがライトアップがきれいで良かった」と笑顔で話した。

    観光協会は新型コロナ対策として入場時の消毒と検温、道独自の感染通知システムへの登録を求めるほか、昨年に続き飲食の提供も取りやめた。


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