• 日経平均27120.53128.32
  • ドル円144.74144.77

米軍がIS指導者を殺害 バイデン大統領が声明

【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は3日、米軍部隊がシリア北西部で2日夜に行った対テロ作戦でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の最高指導者、アブイブラヒム・ハシミ・クライシ容疑者を急襲し、同容疑者が死亡したと声明で明らかにした。2019年10月に米軍の急襲を受けて死亡した初代指導者、アブバクル・バグダディ容疑者に続き、後継者のクライシ容疑者排除にも成功したことは、ISの指揮系統への大きな打撃となる。

バイデン氏は3日、国民向けに演説し、「世界のテロリストに対する強力なメッセージとなった」と語り、今後も対IS有志連合の参加国などとの連携を深める考えを示した。

米政府高官によると、クライシ容疑者は急襲を受けて自爆し、一緒に暮らしていた家族らを巻き込んで死亡した。バイデン政権はクライシ容疑者の居場所に関する情報を得てから数カ月にわたり作戦を検討。潜伏先は住宅地にある建物の3階で、1階には民間人が住んでいたことから、同容疑者は襲撃を受けにくいように1階の住人を「盾にしていた」(同高官)とみられるという。作戦では、同じ建物に潜伏していた同容疑者の副官も米軍部隊との戦闘の末に死亡した。複数の米メディアによると、場所はシリア北西部イドリブ県という。

バイデン氏は声明で、作戦は「米国人と同盟国を守り、世界をより安全な場所にする」ために行ったもので、参加した米兵らは無事に帰還したとしている。

米国務省はクライシ容疑者を「特定グローバルテロリスト」に指定していた。


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)