中国企業がアルゼンチンで原発建設へ　中南米初

アルゼンチン政府は３日までに、国営の原子力発電会社が１日に中国核工業集団とアルゼンチンで４基目となる原子力発電所を建設する契約に署名したと明らかにした。ブラジルメディアなどによると、中国が中南米の原発を建設するのは初。

原発はブエノスアイレス北西のリマに建設予定の「アトゥチャ原発３号機」。建設費は８０億ドル（約９千億円）を上回るという。中国が開発した第３世代原子炉で１２００メガワット級、運転期間は６０年。２０２２年末にも建設を開始する予定。（共同）