労使交渉が行き詰まる米大リーグで、機構(MLB)が新労使協定の締結に向けて連邦調停局の仲裁を求めたと3日、スポーツ専門局ESPN(電子版)などが報じた。調停人が仲裁役を務めるためには、選手会の同意が必要となる。
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昨年12月のロックアウト突入後、両者は数度にわたって交渉したが、年俸総額が規定額を超えた球団に対する課徴金(ぜいたく税)などの争点で対立している。
大リーグでは1994―95年のストライキで調停人を起用した交渉が行われた。プロフットボールNFLやプロバスケットボールNBAでもロックアウトの際の交渉で起用された例がある。(共同)