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「借りて住む」なら本厚木だが、「買う」ならやっぱり都心 住みたい街ランキング“下剋上”

「買って住む」なら都心の勝どき、白金高輪

都心・近郊の街では6位に東京都江戸川区の「葛西」(前回3位)、12位に豊島区の「池袋」(同5位)、18位に杉並区の「高円寺」(同11位)、21位に世田谷区の「三軒茶屋」(同16位)がランクインしているが、いずれも前回からランクを下げた。かつては常に上位をキープしていた三軒茶屋がベスト20にも入らなかったのは衝撃だ。オシャレな街といったイメージだけでなく、利便性や環境、家賃相場などを重視する堅実志向が強まっているともいえそうだ。

「買って住みたい街」ランキングでは、トップは3年連続で東京都中央区の「勝どき」。2位は前回に続いて港区の「白金高輪」だった(ライフル調べ)
「買って住みたい街」ランキングでは、トップは3年連続で東京都中央区の「勝どき」。2位は前回に続いて港区の「白金高輪」だった(ライフル調べ)

例えば、「借りて住みたい街」のベスト5にランクインした西川口は2000年代前半ごろまでは風俗店が駅前に軒を連ね、夜の街として有名だった。かつては歓楽街のイメージから治安を懸念する人もいた西川口が今、人気を集めているのだから隔世の感がある。

西川口の風俗店は取り締まりの強化で減少。2010年代に入ると代わりに中国料理店が増え、「リトルチャイナ」と呼ばれた時代もあった。外国人が増えたことで、日本人の住民からは「ごみ出しのルールを守らない」「遅くまでうるさい」といった苦情も増えたというが、川口市はごみ収集場の看板を多言語で表記するなど工夫。こうした行政の地道な取り組みも奏功し、今の人気につながっているのかもしれない。

一方、「買って住みたい街」ランキングでは、トップは3年連続で東京都中央区の「勝どき」だった。2位は前回に続いて港区の「白金高輪」。3位には前回23位の横浜市の「横浜」がランクインした。4位は東京都台東区の「浅草」が前回の21位からジャンプアップした。

コロナ禍で郊外化の傾向が顕著な賃貸とは異なり、「買って住みたい街」ランキングでは“都心回帰“の傾向もうかがえる。ライフルは「資産価値、スペック、利便性優先で都心志向が復活する一方、郊外需要も堅調で“二極化”が継続している」と分析。「withコロナの生活環境も2年が経過し、コロナ感染に対する不安や脅威といったものが日常と共存するようになり、都心・近郊の人気住宅地がランキング上位に再び顔を見せている。コロナ後を想定すれば、利便性と資産性の高い都心周辺エリアに買っておきたいという要望や、コロナ禍だからこそ比較的移動が少なくて済む“職住近接”を実現したいニーズも健在であると言える」とみている。

調査は昨年1月1日~12月31日にLIFULL HOME’S ユーザーを対象に行われ、LIFULL HOME’S に掲載された賃貸物件・購入物件のうち、問い合わせの多かった駅名をそれぞれ集計。LIFULL HOME’S 総研が分析した。


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