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静岡大が文理融合の新学部構想 5年度にも、語学・情報中心も複眼的学び

静岡大が、文理融合の新学部設置を構想している。語学と情報リテラシーを中心としつつ複数の分野を学際的、複眼的に幅広く学ぶ「グローバル共創科学部(仮称)」で、実現すれば平成7年度の情報学部以来7学部目の新学部となる。大学側は最短で令和5年度の学生募集を目指して、文部科学省と調整を始めた。

静岡大は浜松医科大と統合再編に向けた協議を進めていたが、静岡キャンパスの既存学部を中心に反発が大きく、昨年1月に延期を発表した。一方で少子化の進行で大学をめぐる経営環境は厳しさを増しており、新学部設置は、生き残りをかけて静岡大が編み出した〝次の一手〟といえそうだ。

静岡大は現在、人文社会科学▽教育▽情報▽理▽工▽農-の6学部。ここに同大学として初の文系・理系双方を融合した新学部を加える考え。具体的には、平成28年度に設置されたばかりの「地域創造学環(定員50人)」を発展的に解消し、各学部の定員を少しずつ新学部に回して、教員は学内から募るほかに民間の専門家を充てることも検討している。

新学部には学生の関心に合わせ、国際地域共創▽人間科学▽環境科学-の各コースを設ける見込み(いずれも仮称)。

どのコースを選んでも、人文科学、社会科学、自然科学分野のうち1つの専門を深く学びながら別の分野も横断的に学ぶことができ、課題解決力、実践力、語学をベースとしたコミュニケーション力が身につくカリキュラムが提供されるという。

森田明雄副学長は「新学部によって大学を活性化して地元にも貢献し、静岡大学のさらなる魅力向上を目指したい」と話した。


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