麺類の中でも栄養豊富なそば
皆さんは麺類をどれくらいの頻度で食べますか?
クラシエの調査(2021年)によると、日本人の8割以上が週に1回以上、麺類を食べており、なかでも、そばは第5位(うどん、パスタ、ラーメン、焼きそばの順)なのだそうです。ただし年代が上がるごとに比率が高くなっており、60代以上では56%となっています。
そばは白米と比較するとカロリーが低く、GI値が低いことが特徴。たんぱく質や食物繊維が豊富に含まれており、ルチンというポリフェノールの一種が摂取できます。
そば好き一家の「毎日そば」トライアル
我が家は外食の第一候補は「そば」と決めています。「熱い/冷たいが選べる」「うどんと違って滑りにくい」「噛み切りやすい」などの理由で子供たちが自分で食べやすく、大人もゆったりと食事できるからです。
また、私は出張で一人で昼食をとる機会があるときも、必ず「そば屋」です。時間が無いなかであれこれとお店を検索するのも手間ですし、駅前なら比較的そば屋さんがある確率が高く、一人でも気楽に入れるからです。
それだけ、そばが大好きな我が家。年末の旅行では外食が多く、明らかに体重が増えたこともあり、1/3~1/31までの4週間にわたり、夕食で、そばをお米に置き換えて食べてみることにしました。昨秋は「毎日カレー」生活を1カ月間続けたことをご紹介しましたが、今回は「毎日そば」というわけです。
「毎日そば」が我が家に起こした変化とは? そして学んだ「奥深さ」とは?
そば粉の割合が多いそばを選んでみた
市販の乾麺は、3割以上そば粉が含まれていないと「そば」として販売できないのだそうです。欲をいえば100%そば粉の十割そばが好きですが、お値段もそれなりにするので、我が家は「そば粉七割使用!」と明記された更科そばを選びました。
更科そばは、そばの実の芯にあたる部分を挽いたものなので「白いそば」ともいわれていますね。
メニューは
- ざるそば
- かけそば
- そばサラダ
が多かったです。
特に寒い日が続いたので、子供たちは習い事から帰宅してすぐに温かいそばを食べることが楽しみだと言っていました。ただし、5歳の娘だけは2週間ほどで「飽きた!」と言って食べてくれなくなりました。
そば生活で身体が軽く? 腸も元気に?
お正月にどうやってもファスナーが上がらなかったワンピースがあったのですが、そば生活3週間のときに着てみたら、スッと上がりました(体重は測っていません)。
また小6長男と小3次男は、毎日体重を測定しているのですが、そば生活開始後、それぞれ自然と1キロ減りました。子供たちに聞くと「そばだとすぐにお腹がいっぱいになって満足できる」とのことでした。
また、食生活が乱れがちだったお正月と比べて、そばを食べるようになってから腸内環境が良くなり規則正しい便通になりました。そばの付け合わせに「納豆」「山芋」「大根おろし」「海苔」などを組み合わせていたので、より効率よく食物繊維を摂取できたように思います。