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北京で「羽生フィーバー」 書店には関連書籍が山積み

【北京=桑村朋、三塚聖平】北京冬季五輪フィギュアスケート男子で94年ぶりの3連覇が懸かる羽生結弦(27)=ANA=に地元・中国で大きな注目が集まっている。数日前から「北京入りはまだか」との記事が流れ、6日の到着時も中国メディアが相次ぎ速報した。中国の書店では関連書籍が山積みになるなど、話題沸騰中。北京で「羽生フィーバー」が沸き起こっている。

7日、北京市内の大型書店で山積みとなった羽生結弦選手の書籍(三塚聖平撮影)
7日、北京市内の大型書店で山積みとなった羽生結弦選手の書籍(三塚聖平撮影)

7日午後、競技会場の首都体育館隣のサブリンク。羽生の北京入り後初の公式練習を取材しようと、日中のメディア関係者ら100人近くが詰めかけた。羽生が4回転ジャンプに成功すると、中国人ボランティアらから大きな拍手が起き、「かっこいい」の声も聞かれた。

「中国では自国選手と同等かそれ以上に注目されている。卓球の福原愛選手以来の盛り上がりだ」と話すのは、中国メディア「北京日報」の女性記者。中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」で一時、検索ランキング1位になるなど人気は絶大といい、「イケメンで誰にも友好的で努力を怠らない。外見に加え、純粋でひたむきな姿が中国人を魅了している」と語る。

他の日本選手は早めに入国したが、羽生だけは直前まで日本で調整し、6日午後に北京に到着。中国メディアは「世界が羽生を探している」「一体どこに」との消息記事を連日配信し、中には数日前から空港に張り込む社もあったようだ。

一方、北京市中心部の繁華街、西単の大型書店では、羽生の顔写真が表紙となった関連書籍が山積みの状態に。日本で出版されたノンフィクションの中国語版で、五輪開幕を直前に控えた今年1月、中国で出版されたものだ。

国営新華社通信など中国メディアも同書を相次いで紹介し、関心の高さがうかがわれる。書店で手に取った女性は「動画サイトで羽生選手の発言を聞き、スポーツに対する考え方に興味を持った」と語った。

注目しているのは日中メディアだけではない。ロイター通信は「羽生は大会に最も求められている」と表現し、6日の到着を速報。スポーツ専門テレビ局のユーロスポーツは、羽生がフリーで予定している超大技「クワッドアクセル」(4回転半ジャンプ)を「最初に成功させる選手になれるかにも注目が集まる」と報じた。

日本が誇る「氷の貴公子」は8日にショートプログラム(SP)、10日にフリーの演技に臨む。


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