バレンタインデー(14日)を前に、見上げるとハート形に見えるウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)のらせん階段が来館者の目を楽しませている。
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「階段の名手」と呼ばれ、文化勲章を受章した建築家の村野藤吾(1891~1984年)が手掛けた階段で、昭和63年に完成。ハート形に見えるようにデザインしたわけではないとされる。ただ、4年前にホテルの写真共有アプリ「インスタグラム」で紹介したところ、写真映えすると話題を呼んだ。
今では建築愛好家だけでなく、カップルらが訪れて記念撮影する姿も。担当者は「見上げる角度で形が変わるハートを楽しみながら、縁結びの場所にしてほしい」と話している。