• 日経平均26739.03336.19
  • ドル円127.95127.96

コロナ入院4日で退院可 病床逼迫回避へ厚労省

厚生労働省は8日、新型コロナウイルスのオミクロン株の特性を踏まえた新たな対策を発表した。患者の入院期間を4日間に短縮可能とする目安を提示した。酸素投与が不要な場合などが対象となる。厚労省が示す退院基準は「発症日から10日間経過後」で、これまでも医師の判断で前倒しは可能だったが、具体的な日数を示すことで、比較的症状が軽い人は自宅療養や宿泊療養に迅速に移行させ、病床逼迫(ひっぱく)を回避する狙いがある。

厚生労働省=東京都千代田区
厚生労働省=東京都千代田区

新たな目安では入院日を0日目とし、4日目以降、酸素投与が必要な「中等症2」以上の悪化が認められない場合は「重症化の恐れが低くなった」とみなし、自宅や宿泊施設での療養、後方支援を行う病院への転院を、自治体に積極的に検討するよう推奨している。

退院は最終的には医師が重症化リスクに基づき判断するため、呼吸困難や肺炎の症状がある「中等症1」も退院対象になる可能性がある。厚労省は、重症化しやすい高齢者への適用に関しては、慎重に検討する必要があるとしている。

症状がある場合は発症日から10日間経過後としている療養解除の基準は変更していないため、退院後も自由に活動できるわけではない。

国立病院機構のデータによると、全国67病院で1月の入院患者1321人のうち、4日間の入院期間を過ぎた後に「中等症2」以上に悪化したのは12人(0・9%)にとどまった。目安はこうした知見を踏まえた。

このほか新たな対策では、保育所などで感染拡大していることを踏まえ、園児のマスク着用について、発育状況などを踏まえ、可能な範囲で一時的に推奨するとした。子供や保護者の意図に反して、無理強いはしないことなどを留意点として挙げた。2歳未満には推奨しない。

保育所が休園になった場合、子供を公民館などで預かる「代替保育」を促進するため、自治体に財政支援する。子供の休校や休園などで保護者が仕事を休んだ際に、給与を補償する助成金の申請手続きも簡略化し、受け取りやすくする。


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)