1982年に日航の旅客機が羽田空港沖に墜落し、24人が死亡した事故から40年を迎えた9日、現場近くの東京都大田区内にある慰霊碑前で追悼行事が開かれ、同社の赤坂祐二社長らが黙とうをささげた。
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事故は82年2月9日、福岡発羽田行き日航350便が滑走路手前の海に墜落。乗客乗員174人のうち24人が死亡し、多数の重傷者も出た。機長の精神的変調による異常操作が原因とされ、当時の運輸省はパイロットに対する航空身体検査の基準を厳格化した。
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赤坂社長は「歳月がいかに過ぎようと、亡くなられた方のご無念を思うと痛惜に堪えない」と沈痛な表情で献花し、「最大の責任は状態を把握できなかった会社にある。昨今あった乗務員の飲酒問題も含め、教訓を生かしたい」と報道陣に述べた。
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