政府は10日、「佐渡島の金山」(新潟県)の世界文化遺産登録を目指す省庁横断型のタスクフォース(作業部会)の第2回会合を開催し、外務省、文部科学省、文化庁の職員からなる事務方の専属チームをたち上げた。登録に向け関連資料の収集などに取り組む。
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佐渡金山をめぐっては、文化審議会が昨年末に登録に向けた国内候補に推薦。韓国は戦時中に朝鮮半島出身者らへの「強制労働」があったなどと反発し、即時撤回を求めている。岸田文雄首相は、歴史的事実などを国際社会に訴えるため、滝崎成樹官房副長官補をトップとする同部会を設置していた。