パリ中心部にも車列デモ 警察、催涙ガス発射し排除

    新型コロナウイルス対策の規制などに抗議し、車で首都を封鎖しようとフランス国内各地を出発したデモ隊の一部が12日、当局の取り締まりをすり抜けてパリ中心部に到着、シャンゼリゼ通りの通行を一時混乱させたが、警察が催涙ガスを発射するなどして排除した。

    12日、催涙ガスが発射されたパリのシャンゼリゼ通り(AP=共同)
    12日、催涙ガスが発射されたパリのシャンゼリゼ通り(AP=共同)

    カナダでのデモに触発され「自由の隊列」と名付けられたデモに参加した車両は9日以降、国内各地を出発した。政府が導入したワクチン接種を実質義務化する措置への抗議だけでなく、家計改善の要求など人々の参加の趣旨はさまざまとされる。

    パリ警視庁は10日、パリでのデモを禁止すると発表。警官多数を動員し、パリへの進入を防ぐため取り締まりを行った。参加者多数に罰金を科し、一部を拘束した。(共同)


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