京都府が蔓延防止等重点措置の延長を要請

    20日で期限を迎える新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)防止等重点措置について、京都府の西脇隆俊知事は15日、延長を政府に要請したと記者団に明らかにした。延長期間は、2~3週間が適切との見解を示した。

    蔓延防止等重点措置の期間延長要請について説明する京都府の西脇隆俊知事=京都府庁
    蔓延防止等重点措置の期間延長要請について説明する京都府の西脇隆俊知事=京都府庁

    西脇知事は「新規感染者数が引き続き高い水準にあるほか、病床使用率が70%を超えている」と期間延長の理由について説明。重点措置の対象区域は引き続き府内全域とし、飲食店への営業時間短縮要請も継続する考えも示した。

    この日午前、府対策本部会議のメンバーから意見を聴き、「病床が逼迫(ひっぱく)し、一般の医療行為が一定の制限を受けている。措置を継続する必要がある」などの助言を受けたという。

    府内の新規感染者数は9日に過去最多となる2996人となった。それ以降は減少傾向になり、12日に2千人台を割っていたが、14日は1966人と高い水準にある。病床使用率は13日時点で71・3%。


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