鹿児島・奄美に珍種ウツボ  国内初か、3月下旬公開へ

    鹿児島県・奄美大島にある奄美海洋展示館の学芸員が近くの砂浜で釣り上げた体長約50センチのウツボが、台湾などで2例しか確認されていない国内初の珍種とみられることが分かった。同館は3月下旬の改装オープンに合わせ、公開する予定だ。

    折田大志さんが捕獲した珍しいウツボ=12日、鹿児島県奄美市
    折田大志さんが捕獲した珍しいウツボ=12日、鹿児島県奄美市
    折田大志さんが捕獲した珍しいウツボ=12日、鹿児島県奄美市
    折田大志さんが捕獲した珍しいウツボ=12日、鹿児島県奄美市

    茶褐色に丸い黒の斑点が特徴的で、1月15日夕に学芸員の折田大志さん(24)が捕獲。「珍しいウツボが釣れた」と会員制交流サイト(SNS)に投稿すると、専門家などから連絡が相次いだ。

    反応を寄せた北九州市立自然史・歴史博物館の学芸員、日比野友亮さん(33)によると、背びれに黒い縁取りがなく「吻」と呼ばれる顔の突起状の部位が長いなどの特徴から「Gymnothorax shaoi(ジムノトラックス・シャオイ)」とみられる。


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