欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は15日、親ロシア派武装勢力が実効支配するウクライナ東部ドンバス地域の一部を独立国家として認めるようロシア下院がプーチン大統領に求める決議を採択したことについて、ツイッターで強く非難した。
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ボレル氏は「(紛争解決を目指す)ミンスク合意に明らかに違反する」と指摘。「EUはウクライナの独立や主権、領土保全を支持している」と強調した。
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も15日のブリュッセルでの記者会見で「ウクライナの領土保全と主権へのあからさまな侵害になる」と警戒感を示した。(共同)