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【ポトマック通信】アメフト祭典の度量

全米最大のスポーツイベントであるアメリカンフットボールの「スーパーボウル」が13日あった。プロリーグ「NFL」の最強チームを決める夜には、家族や友人らが集まりテレビ観戦するのが通例で、テレビ視聴率は例年、4割を超す。

この日は、ロサンゼルス・ラムズがシンシナティ・ベンガルズを破り、翌14日の新聞を飾った。一方、一部選手や、試合の合間にショーを行った著名歌手が、人種差別への抗議を示す片膝を立てるポーズをとり、主要紙が報じた。以前、ある選手が国歌斉唱中に同じポーズをとり、物議をかもした経緯があるためだ。

人種問題が米国社会を分断する中、NFLがどう対応するのか注目されたが、米紙によるとNFL側は、歌手がポーズをとることを事前に知りながら、制止しなかった。

そんな表現の自由への対応が、北京冬季五輪との違いを際立たせたと感じた。

五輪開会式の聖火リレー最終走者を務めたウイグル族の女性選手に、外国メディアは取材できていない。新疆ウイグル自治区の人権問題に質問が及ぶことを警戒した中国側が、選手を外国記者から遠ざけた可能性があるとされる。注目を浴びた選手が、「次の日にスポットライトから消えた」(米紙)異様さが五輪の歴史に刻まれようとしている。(塩原永久)


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