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使い勝手だけじゃない 走りも進化した新型ノア・ヴォクシーの本当の“凄み”

2001年に誕生したトヨタの「ノア」「ヴォクシー」兄弟は、長い間、ミドルサイズのミニバンとして人気モデルの座に君臨してきた。「アルファード」「ヴェルファイア」の“弟分”的な立ち位置であり、つまり、日本の道路に適合したサイズ。家族のための心憎い機能などが高く評価されてきた。そんなノア、ヴォクシーが4代目になって誕生。コンセプトはキープだが、まるで別物のように進化しているのが驚きだ。

新型ヴォクシー(画像左上)と新型ノア(トヨタ提供)
新型ヴォクシー(画像左上)と新型ノア(トヨタ提供)

「箱の追求」から生まれた使いやすさ

ボディサイズは拡大された。全幅は1730ミリ。+35ミリ拡大することで3ナンバーサイズ。全高は70ミリも高くなり、ラゲージスペースが拡大。車庫の問題、税制上1クラス上になったことがユーザーにどう受け止めれられるか、興味が注がれるところだ。

だが、税制負担を覆して余りある「余裕」を手にすることになった。室内幅が広くなり、開放感が圧倒的に高まったのだ。明らかに格上になった印象が強い。2列目シートには、このクラス初のオットマン付きキャプテンシートが組み込まれる(7人乗り)。3列目も横方向に広くなり、エマージェンシー用から脱却。3列すべての乗員が快適に寛げることになったのは注目すべき点だ。

このクラスのミニバンで重要な「使い勝手」にも徹底した進化が確認できる。カップフォルダーやコンソールボックスといった収納が充実していることはもちろん、その収納が雑然とならないようなデザイン的配慮が心地いい。ペットボトルの収まりがよく、スマホ充電コードがトレイで隠せる。

たとえば格納スペースの確保も容易である。これまでは、荷物を積むために3列目の折りたたみが困難だった。レバーやフックを指示通りに順番に操作しなければ格納できない。引き出すことも困難。取扱説明書を開くシーンも少なくなかったほどだ。しかも操作そのものも力が必要だった。重作業だったのである。

だが新型ノア、ヴォクシーの“からくりシート”は、指で軽く弾くだけで3列目のシートが跳ね上がり固定される。これまでの数十倍の容易さである。ついにここまできたかと感動するほどの完成度。3列目シートの格納すら革新的な進化を遂げていることから想像できるように、微に入り細に入る細工が行き届いている。

開発陣の言葉を借りれば、「箱の追求」だという。限られたサイズの中に、快適な空間を実現する。それへの探究だという。


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