ギョーザのまち・宇都宮の「ぎょうざうるす」に注文殺到

    「宇都宮に生息する恐竜がかわいい」-。ツイッターでのつぶやきから、ギョーザに見立てた陶器の置物「ぎょうざうるす」に注文が殺到している。商品を考案した、かんぴょうと民芸品の店「酒井商店」(宇都宮市大通り)では、すでに品切れ状態で、生産に追われている。

    1点ずつ絵付けを行うぎょうざうるす(酒井商店提供)
    1点ずつ絵付けを行うぎょうざうるす(酒井商店提供)

    「ぎょうざうるす」は、陶器のステゴサウルスをギョーザに見立て、1点ずつ手作業で絵付けしたオリジナルキャラクター。同店のスタッフが考案し、平成27年から販売している。

    種類はギョーザ同様、「焼き」「水」「揚げ」と模様違いで「ラー油付き」「金のタレ」を用意。ほかに「いちごさうるす」などもあり、同店とJR宇都宮駅内の土産店、同店のオンラインストアで取り扱っている。

    宇都宮の土産品として、これまで店頭で購入されることが多かったが1月下旬、ツイッターで紹介された途端、オンラインストアに注文が相次ぎ、実店舗でも売り切れに。絵付けは1人が手作業で行っているため生産が間に合わず、やむなく今月6日から受注を停止した。

    「突然の人気に驚いた。ほしい方に届けられるよう頑張って取り組んでいます」と同店スタッフ。まだ販売再開のめどは立たないが、再開時はツイッターなどでお知らせするという。(松沢真美)


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