• 日経平均26927.83-73.69
  • ドル円127.95127.96

英、コロナ対策の法的規制を全て撤廃 ウイルスとの共生を追求

【ロンドン=板東和正】英国のジョンソン首相は21日、人口の大半を占めるイングランドで、新型コロナウイルス対策の全ての法的規制を撤廃する方針を発表した。規制の全面的な解除は主要国では初めてとみられる。変異株「オミクロン株」の感染がピークに達し、死者数も増加していないとみて判断した。規制を全廃し、「ウイルスとの共生」路線を追求する方針だ。

ジョンソン英首相(ゲッティ=共同)
ジョンソン英首相(ゲッティ=共同)

英政府は24日に感染者に対する隔離義務を解除する。無料のウイルス検査も一部高齢者などを除き4月に廃止する見通し。

英国では、昨年12月からオミクロン株の影響で新型コロナの1日当たりの新規感染者数が急増。今年1月4日に21万8千人超となり過去最多を記録したが、最近は5万人以下の日も目立つ。

ジョンソン氏は今月21日、「この2年間の努力のおかげで、われわれは政府による制限から自己責任へと移行し、これまでと異なる方法でウイルスに対処できる」と指摘。規制は経済や社会に「重大な犠牲をもらたした」とし、規制の撤廃の意義を強調した。

英国全体では12歳以上の約6割がワクチンの3回目の接種を終えた。政府は21日、既に3回目の接種を終えた75歳以上の人や介護施設の利用者らを対象にさらなる追加接種を春から開始する方針も表明。ワクチン接種を一段と進めることで、新型コロナをインフルエンザと同様に扱って通常の生活に戻す考えだ。


Recommend

Biz Plus

Recommend

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)

求人情報サイト Biz x Job(ビズジョブ)