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自己PRで「コミュニケーション力」をアピールするには? 例文付きでポイントを解説

はじめに

履歴書の記入や面接時の自己PRで、「コミュニケーション力」を提示する人は非常に多い傾向にあります。多くの仕事でコミュニケーションは大切ですが、自己PRの仕方一つで採用担当者からの評価は大きく変わります。

では、どのようにアピールすることで他の応募者と差をつけ、採用担当者に評価してもらえるのでしょうか。自己PRで「コミュニケーション力」をアピールする方法についてみていきましょう。

ビジネスで求められる3つのコミュニケーション力

※画像はイメージです(GettyImages)
※画像はイメージです(GettyImages)

「コミュニケーション力がある」と伝えても、ただ「おしゃべりが好きなだけ」「打ち解けるのが早い」と思われては強い自己PRになりません。面接でのアピール成功の秘訣は「ビジネスで求められるコミュニケーション力かどうか」がキーになります。まずは、次の3つの力が自分に備わっているか見つめ直してみましょう。

聞く力

コミュニケーション力というと話すほうに意識が向きがちですが、「聞く力」の方が重要です。聞く力がないと、指示内容に認識の食い違いが出たり、大切なことを聞き逃してしまったりします。注意すべきは、冒頭だけ聞いて「こういう意味か」と自分の経験則から勝手に相手の話の結論を推測することです。社会人歴が長いほど陥りやすいパターンであり、聞く力がないと判断されかねません。

また、相手によっては自分からは本音や悩みを言ってくれない場合もあります。聞く側の人間次第で本音を聞き出すこともできるのです。聞く力が高いことで部下の本音や誰にも言えない悩みなどを聞き出すことも可能なため、管理職を目指す人には必要不可欠な能力といえます。

伝える力

どんなに素晴らしいことを言ってもそれが相手に伝わらなければ意味がありません。そこには、言葉選びや熱意、時には演技も必要になります。相手に物事を伝えるというのは意外に難しいことで、誰もができるわけではありません。

また、本当に相手に理解してもらうには一辺倒な伝え方ではなく、相手によって言葉選びやアプローチの仕方を変える必要もあります。つまり、相手を観察し分析する力も必要です。このような「伝える力」を身につけることでプレゼン能力の向上にもつながります。

連携する力

ほとんどの仕事は、1人では行いません。そのため、必ず連携が必要です。しかし、なんでもいいから情報をチームのメンバーに伝えればいいというわけではありません。

「連携する力」とは、何をチームメンバーに伝えるべきか・どのタイミングで伝えるべきかなど、適切な判断をしたうえで連携することを指します。周りを見ず自分が言いたいことだけを言ってしまうと「自分は連携した」と満足してしまいがち。

大切なのは「いかに適切なタイミングで必要な情報をピックアップして連携できるか」です。この「連携する力」も仕事において非常に重要な要素です。

自己PRでコミュニケーション力をアピールするポイント4つ

では、実際に自己PRでコミュニケーション力をアピールしたい場合、どのようにすれば採用担当者の印象に残るのでしょうか。そのポイントは大きく分けて4つあります。

1.「コミュニケーション力」と表現しない

面接での自己PRの際「コミュニケーション力」という言葉を使わないように気を付けましょう。「コミュニケーション力」という言葉自体は非常に漠然な表現であり、先に伝えた通り「おしゃべりが好きな人」「周りと打ち解けるのが早い人」というだけの印象を抱かれがちです。

また、さらに悪く言えば「またそれか」と、他の人と同じという第一印象を持たれてしまいます。採用担当者にそう思われてしまうのは一番避けたいところです。多くの人が「私の長所はコミュニケーション力です」と始めてしまいがちですが、そうではなく他の言葉で言い換えながら自分のコミュニケーション力の高さをアピールしましょう。

2.具体的なエピソードを交える

自分はどのような場でコミュニケーション力を発揮してきたのか、それによってどんな成果をもたらしたのかを簡潔に説明することが大切です。「コミュニケーション力」という単語は漠然としており、目で表すことはできません。前職の経験などで、数字で成果を表せられるエピソードを考えてみましょう。

3.業種を問わずアピールできる

仕事をする上でコミュニケーション力は切っても切り離せないものです。業種によってそれが変化することはありません。だからこそ、転職で新しい業種にチャレンジする場合にもアピールしやすいポイントです。前職で身につけたコミュニケーション力は、新しい職場でも必ず活かせるとアピールしましょう。

その際、前職のどのようなところが、新しい職場のどのようなシーンで活躍できると思うのか例を挙げてください。具体的な内容があれば、想像がつきやすく採用担当者の印象に残ります。

4.面接の場でもコミュニケーション力をアピールする

履歴書にも自己PRの記載欄はありますが、それで終わりではなく面接の場でもしっかりアピールしましょう。採用担当者は1日に何通もの応募書類を見ます。場合によってはそこまで目を通し切れていない場合もあります。自分が一番アピールしたいことは必ず口に出して伝えることです。

さらに、面接官と話をしている時間中も、採用担当者に見られていることを意識しましょう。「面接官の話はきちんと聞けているか」「面接官のQに対してAになっているか」「自分の言いたいことは表現できているか」など本当にコミュニケーション力があるかどうかを、実際の面接の場で判断されていることを忘れないでください。

コミュニケーション力を用いた自己PRの例文

では、コミュニケーション力をアピールする具体的な自己PRの例文を紹介します。自分ならどう書くか、今までの職場での経験などを思い出しながら考えてみましょう。

「聞く力」をアピールする例文

私は、前職では〇〇百貨店の△△店で5名の販売員のチームのリーダーを担当しており、月に1回の個別面談を実施しておりました。私は人と話をするときは、相手に合わせて言葉を選び雰囲気を作ることを意識しています。そうすることで相手の本音を聞き出せると思うからです。

前職で働いていた際、チーム全体の月の販売ノルマはおおむね好調ではありましたが、いつもギリギリになってしまう部下が1人いました。個別面談の際に話を聞くと、実は商品の基礎知識の一つについて理解しきれていないことが判明したのです。今更周りに聞けず、それが自信の無さにつながり販売が上手くいかない理由でした。

このように、私は相手に合わせた聞き方や話し方を意識し本音を聞き出すことによって、本当の課題はどこにあるのかを明確にし解決に導ける能力があります。

「伝える力」をアピールする例文

私は、どのような仕事をするときも「さらに効率的になる方法はないか」と常に考えながら働いてきました。業務効率化を提案するにあたって、まずは上司になぜこのような時間のかかる方法をとっているのかを聞くようにしています。今のやり方を真っ向から否定するのではなく、まずは尊重しつつ自分の意見を伝えることを大切にしたいからです。

相手の言い分を聞いてから自分の言い分を伝えることで、よりいっそう自分の意見が伝わりやすく相手との相互理解や信頼関係が深まると思っています。その結果、私が提案した方法を採用してもらえ、チーム全体の作業効率が大きく上がりました。

「連携する力」をアピールする例文

私は、仕事をする際には上司にも部下にも「連携する」ことをとても大切にしています。ただ単に自分の状況を一方的に伝えるのではなく、今どのような状態で、自分は何を目指しているのか、相手にどうして欲しいのかを簡潔に伝えるように意識しています。常に「その内容を連携する意味は何か」が伝わるよう意識し、チーム全体で状況を把握できるよう行動してきました。

また、私が率先して自分の状況を連携することで周りの人も連携してくれるようになり、より密な連携を取り合う業務体制を作り上げられました。密な連携を取ることは、チームで仕事をしていくうえで非常に重要なことであり、それによって大きな成果を得られると考えます。

まとめ

「コミュニケーション力」は仕事において非常に重要であり、面接の場でもアピールするべきことです。しかし、自己PRを「コミュニケーション力」とする人は多く、周りと差別化を図ったアプローチをしないと、採用担当者の印象には残りません。

いかに素晴らしいことを言っても自己PRの仕方次第で採用単者への伝わり方が変わります。本記事で紹介したことを参考にして、自分のコミュニケーション力をアピールしてみて下さい。


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