厚労相「国の主張認められず」　旧優生保護法判決

後藤茂之厚生労働相は２２日、旧優生保護法訴訟の控訴審判決で大阪高裁が１審大阪地裁判決を取り消して原告側の逆転勝訴とし、国に賠償を命じたことについて「国の主張が認められず、国にとっては大変厳しい判決であると受け止めている」と述べた。厚労省で記者団の取材に答えた。

後藤氏は、今後の対応については「判決の内容を精査し、関係省庁と協議した上で適切に対応していく」と語った。