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在宅勤務でうつになる人が急増? 在宅勤務でうつになる原因と対処法

はじめに

2020年から続く新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅勤務を行う人が増えてきました。同時に慣れない在宅勤務でストレスを感じ、うつになる人も増加傾向にあります。

この記事では、在宅勤務でうつになる原因とその対処法を紹介しています。現在、在宅勤務をしている方や在宅勤務をする予定の方は、ぜひ参考にしてください。

在宅勤務でうつになる人が増加している?

※画像はイメージです(Getty Images)
※画像はイメージです(Getty Images)

新型コロナの感染拡大でテレワークが推奨され、在宅勤務をおこなっている人も多いでしょう。在宅勤務は満員電車での通勤の必要がなく、服装も自由、慣れた場所で仕事ができるというメリットもありますが、緊張感がなくコミュニケーションも不足することでうつ病などメンタルヘルスの不調を感じる人も急増しています。

いつまで続くのかわからない在宅勤務で元の職場に戻れる保証もなく、仕事の悩みを話し合える人もいないことで、不安を抱えながら在宅勤務をおこなっている人が多いのです。

在宅勤務でうつになる原因を5つ紹介

なぜ在宅勤務でうつになるのか、考えられる原因を5つを紹介します。

1.コミュニケーションが不足する

在宅勤務では、基本的に一人で仕事を行うため、オフィスで仕事をするときと比べると、どうしてもコミュニケーション不足になりがちです。オフィスでは周りに他の社員がいることがほとんどで、業務の連絡事項などちょっとした会話が常に発生します。

また、休憩時間やランチのときには、雑談をすることも多いでしょう。しかし、在宅勤務では誰かと会話をすることもなく黙々と時間が過ぎていきます。そのため普段、他の社員との会話を楽しんでいた人ほどコミュニケーション不足に陥り、孤独を感じやすくなるのです。

チャットツールなどオンライン上でのやり取りは発生しますが、リアルな会話と比較すると細かいニュアンスが伝わりにくく、行き違いも起こりやすくなります。その不安感からうつ状態になってしまうことがあるようです。

2.緊張感がなく孤独感を覚える

在宅勤務では、普段の生活の場である自宅で仕事をするため緊張感がなくなってしまいます。上司が近くにいないので緊張感がなくなるとともに、他社員との会話もなくなるため孤独感に陥ってしまいます。

また、上司や同僚が近くにいないことで、不明点などが発生するなど、仕事でつまずいたときにすぐに頼れる相手がおらず、仕事がはかどらないこともあるでしょう。1人で仕事につまずくことが重なると孤独感から自己嫌悪に陥り、うつ状態になることもあるでしょう。

3.プライベートと仕事の切り替えが難しい

在宅勤務は普段の生活の場が仕事場となるため、オンオフの切り替えが難しいことがあります。自宅では、突然の来客に対応したり、子どもの相手をしたりと仕事が一時中断されてしまう場合があります。

また、通勤時間がなくなった分、自宅にいる時間が長くなることでかえってだらだらと過ごしてしまうこともあるでしょう。仕事と生活の境界線があいまいになってしまうことでリズムをつかみにくく、思ったほど仕事がはかどらなくなったときにうつ状態になることがあります。

4.環境の変化にストレスを感じる

仕事をする場所が会社から自宅に変わると、慣れるまでに時間がかかります。いつも同僚や上司の声、電話の音などが響くオフィス環境とは異なり、プライベートな生活の場である自宅で仕事をすることに違和感を覚え、仕事がはかどらずストレスを感じてしまう人もいるでしょう。

また、自分専用の仕事部屋が確保できない場合は、家族がいるリビングなど生活音が鳴り響く環境で仕事をしなければならず、なおさらストレスを感じやすくなります。

5.オンラインハラスメントが横行している

在宅勤務では、チャットツールなどのオンライン上で連絡を取り合います。そこで、セクハラやパワハラに代わる「オンラインハラスメント」が横行し、在宅勤務うつになってしまうことがあります。ビデオ通話をおこなう場合、「部屋が散らかっているね」など画面に映る自宅の様子に関心を向けられ、本人がそれを嫌がっている場合はハラスメントにあたります。また、とくに必要がないのに2人だけのオンライン会議に誘われる場合も、オンラインハラスメントになり得ます。

誰にも相談できず状況が改善されない場合、オンラインハラスメントもまたストレスやうつの原因になってしまうでしょう。またチャットが途切れるなど、通信状態が良くない場合やパソコン操作に手間取った場合に、嫌味を言われるなどオンライン上でのいじめによりうつの原因につながることもあります。

うつにならないための対処法4つ

それでは、うつにならないためにはどうすればいいのか、対処法を4つ紹介します。

1.時間管理でオンオフを適切に切り替える

仕事時間とオフの時間を適切に切り替えましょう。オフの時間は仕事のことは忘れて過ごし、仕事中にはなるべく仕事に集中して、家のことは忘れるようにしましょう。仕事を始める時間と終わる時間を自分で管理するなど毎日のルーティンを決めておくことで、1日中だらだらと仕事をすることを防げてオンオフの切り替えをしやすくなるでしょう。

2.体を動かしてストレスを解消させる

在宅勤務でずっと自宅の中にこもっていては、ストレスが溜まりやすくなってしまいます。できるだけ時間を見つけて体を動かすようにすると、ストレスが発散できます。

外に出られるときにはウォーキングや散歩をして、外の景色をゆっくりと眺めるだけでも気分が落ち着いてくるでしょう。また、家でできるヨガやストレッチなどの運動を少しの時間でもいいので毎日続けることで、うまくストレスを発散できるでしょう。

3.作業環境を整える

仕事をするのが生活の場では、なかなか仕事をする気力が起きない場合があります。そういうときは、自宅内で仕事をする場所を決めて作業環境を整えてみるといいでしょう。

たとえば気温を調節したり、机を専用のものにしたりするだけでも、仕事をしやすい環境にできます。部屋が少なく、仕事のための部屋を用意できなくても、ガジェットなどを揃えて周りの環境を整えるだけで作業がしやすくなるかもしれません。

4.定期的にリモートコミュニケーションをとる

1人で誰とも話さず作業をしているとストレスを感じることが多くなり、作業も行き詰ってしまうことがあります。そうならないためにも、定期的にリモートコミュニケーションをとるようにしましょう。

グループでも1対1の会議でも、同じように在宅で作業をしている人たちと話し合うことで、いろいろな疑問点が解決できることもあるでしょう。ただし、オフィスで対面で話すときと比較すると、細かいことが伝わりにくく、トラブルになってしまうこともあります。そのため、リモートコミュニケーションでは言葉の使い方には細心の注意が必要です。

まとめ

コロナ感染拡大の影響で働き方の多様化が広がり、在宅勤務をする人も多くなってきました。これからも在宅勤務やテレワークは増加することが予想されます。

在宅勤務でストレスを溜めてうつ状態にならないためにも、現在在宅勤務中の方や在宅勤務予定の方は、自分の健康状態や作業環境を見直し、うつにならないための対処法を行いましょう。


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