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派遣社員の職務経歴書の書き方とそのポイント 仕事内容の公表がNGな場合はどう書くか

はじめに

派遣社員としての勤務経験は、転職活動の職務経歴書にどのように書けばいいでしょうか。派遣社員の場合、雇用先と勤務先が異なるため書き方に注意が必要です。そのほか、仕事を辞めたのか・期間を全うし満了したのかが分かりにくい場合も。きちんと伝わるように記入する必要があります。本記事では、派遣社員での勤務について職務経歴書の書き方を解説します。

派遣社員の職務経歴書の書き方のポイント4つ

※画像はイメージです(Getty Images)
※画像はイメージです(Getty Images)

ここでは、派遣社員の職務経歴書の書き方のポイントを説明します。正社員雇用とは書き方が大きく異なるため注意して記入しましょう。

1.派遣元と派遣先の企業名は分けて記載する

派遣社員の場合「派遣元」と「派遣先の実際に働いている企業」は別です。そのため、職務経歴書にはそれを明記しなければなりません。

また、これら2つの企業どちらかだけを記入するというのも不完全であるため、きちんと両方を記入しましょう。派遣元だけだと、その派遣斡旋会社で働いていたと思われかねません。逆に、派遣先のみ記入すれば、その企業に直接雇用されていたのかと思われてしまいます。派遣社員の場合は「派遣元」「派遣先」をそれぞれ明確にセットで記入が必要です。

2.雇用形態が派遣社員であることを明記する

職務経歴書に記入する場合、雇用形態は派遣社員であることを明記しましょう。採用担当者は一日に多くの書類に目を通します。場合によっては「前職が正社員である」と思い込んで読んでしまう場合もあります。勘違いされたまま採用されると後々困る場合があるため、職務経歴書にはきちんと「雇用形態は派遣社員」であることが分かるように記入してください。

3.「就業」「派遣期間満了」と記載する

正社員の場合「入社」「退職」という言葉を使うことが一般的です。ただし、派遣社員の場合は使う言葉が異なります。働き始めは「就業」働き終わりには「派遣期間満了」という表現で記入します。少しややこしいですが、間違えないようにしましょう。

【例】

平成20年4月 〇〇株式会社に派遣社員として登録

平成20年6月 △△商事にて一般事務スタッフとして就業

平成23年5月 派遣期間満了

4.派遣先の企業名・仕事内容が公表NGな場合がある

「派遣元」と「派遣先」を記入するとお伝えしましたが、契約によっては派遣先の企業やそこでの仕事内容を公表してはいけない場合があります。そこに守秘義務がある場合、たとえ転職活動のための職務経歴書であったとしても記入することはできません。派遣先の企業や職務内容を公表していいのかどうか、しっかり確認してから職務経歴書に記入してください。

企業の中には、派遣社員には繰り返しの単純作業のみを任せるというケースも少なくありません。そのため採用担当者から「派遣社員だと指示を与えてそれを繰り返しこなすタイプ」と思われてしまうことも残念ながらよくある話です。派遣先の仕事内容が記入できない場合でも、上手に自分が派遣先でどのように活躍してきたかアピールしましょう。

パターン別に派遣社員の職歴の書き方を紹介

ではここからは、派遣社員として働いた経験のパターン別に書き方を紹介します。

▼派遣元・派遣先ともに1社

派遣元・派遣先がともに1社の場合は、以下のような記入をします。

【例】

平成20年2月 〇〇株式会社に派遣社員として登録

平成20年4月 □□株式会社に就業 総務部一般事務として従事

平成23年3月 派遣期間満了

このように、派遣元企業に登録したことを最初に記入し、そのあと実際に働いた派遣先企業を記入します。派遣期間が終了した際には、期間の満了により仕事を終えたことが分かるよう「派遣期間満了」と表記しましょう。

▼派遣元が1社、派遣先が複数

派遣元から複数の会社を紹介してもらい働いてきた人もいるでしょう。その場合は、以下のような記入方法で構いません。

【例】

平成21年3月 〇〇株式会社に派遣社員として登録

平成21年4月 △△商事に就業 一般事務として従事(平成24年3月に期間満了)

平成24年4月 ××株式会社に就業 営業事務として従事(平成30年4月に期間満了)

このように、派遣先企業の期間満了に関してはわざわざ1行を使って記入する必要はありません。上記の書き方をすれば複数の企業先で派遣社員として働き、いつ期間満了を迎えたのかがわかるからです。

▼派遣元・派遣先ともに複数

複数の派遣元に登録し、それぞれで複数の派遣先で勤務していた場合は、以下のような記入になります。

【例】

平成18年3月 〇〇株式会社に派遣社員として登録

平成21年4月 △△商事に就業 一般事務として従事(平成24年3月に期間満了)

平成24年4月 ××株式会社に就業 営業事務として従事(平成30年4月に期間満了)

平成24年5月 □□株式会社に派遣社員として登録

平成24年10月 ◇◇物産に就業 一般事務として従事(平成26年9月に期間満了)

平成26年12月 ▽▽株式会社に就業 経理事務として従事(平成28年10月に期間満了)

このように、先ほど紹介した「派遣元が1社、派遣先が複数」のパターンを繰り返して記入するイメージです。

派遣社員の職務経歴書の記入例

今までは基本的な記入の仕方の説明でしたが、ここからは派遣先で従事した内容のアピールも含めた職務経歴書の記入例を紹介します。

平成19年2月 〇〇株式会社に派遣社員として登録

平成19年4月 ××株式会社に一般事務として従事


[業務内容]

一般事務・営業事務サポート・電話対応・来客対応


[取扱い商材]

会計ソフトウェア


[販促業務]

商品開発やキャンペーンに合わせ、都度公式HPの編集・更新作業

店内ポップの作成

商品販促ビラの作成

商品販売営業ツールとしてマニュアル作成


[工夫した点]

普段の営業事務サポートを通して、どのようなマニュアルがあれば営業が進みやすいか常に考えていました。通常の一般業務の合間にマニュアル化するべきことをまとめ、それを上司に全営業部員の中での周知を提案いたしました。

結果、20名ほどいる営業部員全員にマニュアルが浸透し、属人的な知識の有無や経験の有無に左右されない営業活動を実現でき高い評価をいただきました。


[自己PR]

私はどんな仕事をするときにも周りに目を配り、自分の仕事の先にどのような仕事があるのかを意識しています。それによって、同じ仕事をするにしても自分の仕事のやり方を見つめ直せるからです。それは、最終的には企業全体の業務効率化につながると思っています。


業務に直接関係すること以外にさまざまな話題で社員とコミュニケーションを取り、あらゆる立場の人の視点を理解するようにしています。

まとめ

派遣社員は職務経歴書の書き方が正社員とは少し違います。それに気を付けて職務経歴書を作成しましょう。また、悲しいですが、派遣社員は「単純作業をこなす役割の人」と思っている人もまだまだいます。

実際には、現場で活躍している派遣社員はたくさんいます。自分は何をしてきたか、どんなスキルを身につけてきたのかをしっかりアピールできるようにしましょう。


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