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公務員の志望動機はどう書けばいい? 書き方の基礎や例文を紹介

はじめに

履歴書に記載する志望動機は、採用担当者が応募者の志望度を測るために最初に見る重要なもの。「公務員を志望しているけれど、志望動機に何を書けばいいのかわからない」「自分の熱意が伝わりやすい志望動機を書きたい」など、書き方に悩む方も多いでしょう。

そこで今回は、公務員の志望動機について、内容のポイントや書き方の基礎、志望動機の例文を紹介します。

公務員の志望動機のポイント3つ

※画像はイメージです(GettyImages)
※画像はイメージです(GettyImages)

ここでは、志望動機を書く際のポイントを3つ解説します。内容を考えるにあたりどれも欠かせないものであるため、しっかり意識しておきましょう。

1.民間企業ではなく公務員を選んだ理由を明確にする

志望動機を考える際は、民間企業ではなく公務員を選んだ理由をはっきりさせましょう。就活において進路を決める場合、民間企業への就職か公務員かを選択した上で、そこから就職した企業、自治体に応募します。

そのため、どうして民間企業への就職ではなく公務員を目指すのか、具体的な理由が重要になります。公務員だからこそできる仕事を希望しているという気持ちや、公務員だからこそ活かせる自分のスキルや経験などを内容に組み込むとよいでしょう。

2.公務員としてどのように貢献したいか伝える

理由を明確にしたら、自分が公務員としてどのように貢献していきたいかを伝えましょう。たとえば、自身のやりたいことと自治体の取り組みを絡める、自治体が力を入れている業務に自分の経験をどう活かすかなど、自治体の業務と自身の経験やスキル、興味を交えて伝えると効果的です。

また、公務員の業務を通して今後どのような人物を目指したいなど、将来の目標も合わせて伝えるのもよいでしょう。あくまで公務員だからこそ求められることや事業の中で、能力や経験をどう活かしたいかを具体的に述べることが大切です。

3.安定性や待遇面を志望動機に書かない

公務員の安定性や待遇面の充実はたしかに魅力的ですが、それを理由にするのは避けましょう。収入や雇用の安定、福利厚生を求めて公務員を目指す場合もあるでしょう。しかし、採用担当者には「公務員志望ではなく、雇用条件だけを求めているのか」とやる気がないと評価されかねません。

たとえば、市民への対応や手続き上ミスの許されないデスクワークなど、公務員の仕事は決して楽なものではありません。安定や待遇を求めて公務員になったとしても、「この仕事だからやりたい」という熱意がなければ続けていくのは困難です。そのため、待遇面ではなく「公務員になりたい」という熱意を伝えるようにしましょう。

公務員の志望動機の書き方の基礎を紹介

ここからは、公務員の志望動機について、書き方の基礎を紹介します。書き方に気をつけることで、内容が採用担当者により伝わりやすくなります。

1.まずは志望動機を簡潔に記載

はじめに、動機を簡潔に書きましょう。採用担当者が最も知りたいのは、応募者がなぜ公務員を志望するのか。結論となる動機が何なのか書かずに自分の考えや経験などを先に書いてしまうと、結論まで時間がかかり伝わりにくい志望動機になってしまいます。

したがって、まず結論となる志望動機を書き、そのあとに理由や自身の経験を書くとよいでしょう。結論を先に書くことで、論理的でわかりやすい文章となります。

2.公務員を志望する理由を記載

動機の次は、公務員を志望する理由を書きましょう。「民間の企業を選ばず、なぜ公務員を選んだのか」という点は、採用担当者にとって知りたい事柄のひとつです。動機に続けてその理由を記載することで、採用担当者に自身の公務員への志望度の高さを伝えられます。

理由に加えて、そう考えるに至った自身の経験などを織り込んで書くのもよいでしょう。より説得力の増す志望動機になります。

3.なぜその自治体を希望するのか理由を記載

市役所など、特定の地方自治体への就職を希望する場合は、なぜその自治体を希望したのかを記載しましょう。その自治体のどういう所に、なぜ興味を持ったのか。そして何がきっかけで応募に至ったのか。それぞれの理由を明確に記載します。

たとえば、「その自治体ならではの取り組みに興味がある」「地元に貢献したい」など自治体を希望する理由は、公務員を志望する理由以上に応募者自身のオリジナリティが問われる部分です。

そのため、理由にはしっかりと自身の考えや価値観、経験を踏まえて書くとよいでしょう。自治体への興味や魅力を感じていることが伝われば、より志望度が高いという評価にもつながります。

公務員の志望動機の良い例文と悪い例文を紹介

最後に、志望動機の例文を紹介します。良い例文と悪い例文を紹介し、各例文の下にポイントを解説しているため、それぞれの解説を踏まえ、自身の志望動機を作成する際の参考にしてみてください。

良い例文1

「私が公務員を志望したのは、〇〇市が取り組んでいる「自然環境の保護事業」を知り、興味を持ったためです。

私は現在、大学で「自然環境の保護と都市発展の両立」について研究しています。学ぶ中で、自然と人がどちらも共存できる街づくりを実現できる仕事をしたいと考えるようになりました。

そこで、複数の自治体を調べている中で貴市の取り組みを知り、貴市の業務に携わりたいと強く思いました。大学で学んだ知識を活かし貴市の事業に貢献するとともに、自然保護と両立し〇〇市の人々が快適に住める街づくりを、業務を通して実現していきたいと思っています」

最初に動機を明確に記載し、結論をわかりやすくしています。自然環境保護や街づくりは、公務員ならではの事業のため志望した理由としても説得力があるでしょう。また、「市の取り組みに興味を持った」と記載し、この自治体を希望した理由も説明しています。

良い例文2

「私が〇〇市の職員を志望したのは、子育て家庭への支援業務に携わりたいと考えているためです。

子育て支援に興味を持ったのは、母の知り合いであるシングルマザーの方にお話を聞いたことがきっかけでした。お話の中で、子育てと仕事の両立の大変さや、行政の支援を望んでいることを知りました。

〇〇市では、子育て家庭をはじめひとり親家庭に向けた相談支援など、子育て支援に力を入れていると知り、私も行政側としてサポートに携わりたいと思いました。採用されましたら、「相手の立場や気持ちに寄り添って話を聞く」という私の長所を活かし、支援を必要とする子育て家庭の皆様の声に耳を傾けていきたいと思います。」

志望動機を最初に簡潔に伝えています。業務に携わりたいと考えた理由を、自身の経験を踏まえて説明することで、説得力のある内容に。また、自身の長所を活かして業務にどう貢献するかを具体的に伝えています。

悪い例文1

「私が公務員を志望したのは、安定性の高さに惹かれたためです。社会人として自立していく中で、雇用の保障や待遇が安定していることはとても重要だと思っています。

そのため、不安定な民間の企業よりも、公務員の方が将来的な不安要素も少ないと考えました。採用されましたら、私は〇〇市の職員として、業務の中でさまざまなことに貢献していきたいと思っています。」

公務員の業務内容ではなく、安定性や待遇面ばかりに注目し記載しています。また、自身の目標や「〇〇をしたいから公務員を目指している」などの理由もありません。加えて、業務にどう貢献するのか具体的な説明がなく、採用担当に「内容が浅い」と評価されかねない内容になっています。

まとめ

志望動機をしっかり書くことは、自身の意欲や熱意を採用担当者に伝えるためにとても重要なもの。今回解説した3つのポイントの他にも、希望する自治体や土地、文化への想いや公務員としての問題解決能力を示すのも有効です。自身の考えや志望度の高さが伝わるように、内容はもちろん書き方にも気をつけて志望動機を考えていきましょう。



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