西日を浴びながら、巨大な生物のようにうねるレールを滑るように進んでいく。車内は、帰途につく乗客で混み合っていた。
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千葉市内を走る千葉都市モノレールは、昭和63年3月に開業。昨年、累計乗車人数5億人を達成した。レールに車両がつり下げられる懸垂型を採用し、現在の総路線距離は計15・2キロとなっている。
ビルの7階相当に位置する千葉駅に近づくにつれ、高度はどんどん上がる。足元で歩行者や車が行き交う様子は、遊園地のアトラクションのよう。窓の下を眺めながら、少しぜいたくな移動時間を楽しんだ。
(写真報道局 川口良介)
