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職歴なしの場合、職務経歴書はどう書く? うまくアピールするポイントを解説

はじめに

就職活動の際、履歴書に加えて職務経歴書の提出を求められることがほとんどです。しかし、職歴がない人にとっては「職歴がないのに職務経歴書をどう書けばいいのか」と思うことでしょう。とはいえ応募先企業から指定がある以上、提出しなければなりません。本記事では、職歴がない人の職務経歴書の作成方法について詳しく解説していきます。

そもそも「職歴なし」の定義とは?

※画像はイメージです(GettyImages)
※画像はイメージです(GettyImages)

そもそも、職務経歴書でいう「職」の定義は、一般的には「正社員または契約社員として働いた経歴」を指します。特別な事情がない限り、アルバイトやパートの経験は含まれません。

つまり「職歴なし」というのは「正社員または契約社員として働いた経験がない人」を指します。ただし、以下のような場合にはアルバイトでも「職歴」とみなし、職務経歴書に記入しても良いとされています。

・正社員ではないが、長期アルバイトをしていた(目安として最低1年以上勤務)

・応募先企業に関連するアルバイトをしていた

・アルバイト先でリーダーなど責任のある仕事を任されていた、役職についていた

こういった場合は「雇用形態こそアルバイトであるものの、正社員や契約社員に負けず劣らず活躍していた」というアピールをするために、記入することをおすすめします。

職歴なしでも職務経歴書の提出は必要?

「職歴がないのに職務経歴書は本当に必要なのか」という疑問を持つ人もいるでしょう。答えからいうと「必要」です。職務経歴書は主に、今までの職務経験をもとに自分のスキルをアピールするための書類ですが、それ以外にも自己PRや保有資格など自分をアピールする項目はあります。

職歴がないからといって、職務経歴書を作らないということは、応募先企業に自分をアピールできるチャンスを自ら捨てていることになるのです。また、採用担当者からすれば「職歴がないから出していない」のか「出し忘れ」なのか判断が付きません。応募先企業から求められた場合は、必ず職務経歴書を提出しましょう。

職歴なしの職務経歴書の書き方のポイント

では、具体的に職歴なしの場合に職務経歴書を書く際のポイントも解説していきます。

アルバイト経験がある場合

まず、アルバイト経験がある場合にはそのアルバイト先と、どのような業務を行っていたかを記入しましょう。そして、雇用形態が「アルバイトである」ということを明確に記入する必要があります。

採用担当者は1日に多くの書類に目を通しますから、職務経歴書に書かれている職歴が「正社員または契約社員である前提」で読まれてしまう可能性があります。そこで勘違いされてしまうと、後々トラブルの元になりますので気を付けましょう。

さらに、アルバイト経験について記入する際にはできるだけ応募先企業での業務内容と共通していたり、応用ができたりすることを記入しましょう。自分には「アルバイトで培ってきたどのようなスキルがあって、それをどのように応募先企業で活かしていくか」をアピールすることが大切です。

アルバイト経験がない場合

アルバイトの経歴がない場合は、アルバイト経歴の欄自体を作成する必要はありません。記入するものがないため、その次に記入する保有資格や自己PRの欄から作りましょう。この場合「最終学歴から今まで何をしていたの?」と思われてしまうことが心配でしょう。もちろん、面接に進めた場合はまず間違いなくそのブランク期間について聞かれるでしょう。

この場合ですが、特にブランク期間に対して言い訳のようなことを書く必要はありません。ただし「海外留学を〇年していた」「ボランティア活動をしていた」「〇〇資格を取るために勉強していた」などと理由が自己アピールにもつながる場合には、自己PRの中に自然に組み込みましょう。

職歴なしをカバーする職務経歴書の書き方4つ

職歴なしをカバーするための職務経歴書の書き方を紹介します。

1.自己PR・志望動機を中心に記載

職務経歴書は、履歴書のように決まったフォーマットはありません。そのため、それぞれの欄にどれくらいのボリュームを持たせるかは自分で判断してよいのです。職歴なしの場合は、職歴よりも自己PRや志望動機をアピールしたいですよね。その項目を大きく書いていいのです。その内容がしっかりしていれば、職歴なしだったとしても次の選考に進める可能性は十分にあります。

2.職歴以外でアピールする

全ての人にいえることですが、職務経歴書でアピールするのは自分の職歴だけではありません。ただし、職歴がある人は職歴をもとにアピールできるため自己PRに説得力があり、職歴なしの人と並べてみた場合、少し苦しいところがあります。しかし、それで諦める必要はありません。職歴以外の部分でしっかりアピールすることを意識してください。

例えば、接客のアルバイトで培ってきた「傾聴力」や「提案力」だったり、一般事務のアルバイトで培った「事務効率化の提案力」だったり。職務経歴書に書けるのは確かに一般的には正社員・契約社員となっていますが「アルバイトの仕事が正社員の仕事に活かすことが全くできない」と思われているわけではありません。

アルバイトであっても、色々と工夫しながら長年勤めることで身につけたスキルや自分の強みが出てくるはずです。そこを全面的にアピールしていきましょう。

3.空白期間はポジティブに伝える

どうしても空白期間をネガティブに捉えてしまいがちです。「家でぼーっとしていたと思われるのではないか」などと思い引け目を取ってしまう気持ちも分かります。しかし、過ぎたことをいっても仕方のないことです。

空白期間があることは、今更どうやっても変えることはできません。だからこそ、その期間はポジティブに伝えることが大切です。「アルバイトという立ち位置だからこそ分かったこと」や「留学し語学力を身につけた」など、言い方1つでポジティブに伝えることは十分可能です。

4.見やすさ・読みやすさにも気をつけて作成する

先にも解説しましたが、基本的に職務経歴書は決まったフォーマットはありません。完全にフリーフォーマットで作成するので、相手の立場にたって全体の見やすさや文章の読みやすさに気を付けましょう。これにより、パソコン操作のスキルや資料作成のスキルがどれくらいあるかを見られているということも忘れずに、作り終えた後にはもう一度見返してみましょう。

職歴なしの職務経歴書の記載例

職歴なしの場合の職務経歴書の記載例を紹介します。

【記載例】

□経歴要約

大学卒業後、〇〇株式会社にアルバイトとして入社。××支店にて主に店舗での接客・商品販売に従事しておりました。アルバイトでしたが、1年ほど経過したころから売り上げ管理や在庫管理・発注の仕事を任せてもらえるようになりました。

その結果、店舗の売り上げ実態などがより深く見えるようになり、店舗でのイベント企画や商品のレイアウトの大幅改定なども主体となって行ってきました。結果、売り上げは大きく伸び、全国に〇個ある店舗の中で売り上げ1位を2年連続で達成しました。

□職務経歴

20XX年X月 〇〇株式会社 入社(アルバイト)

事業内容 アパレル・婦人服の販売

資本金 xxx百万円 売上高 xxx百万円 従業員数 xx名

□自己PR

アルバイトだからといって、言われた仕事をただこなすのではなく「どうしたらより良くなるか」を常にあらゆる場面で考えながら働いてきました。接客するお客様にとっては、私がアルバイトだろうが、正社員だろうが関係ありません。販売員のプロとしての自覚を持ち、商品に対する知識を日々勉強することはもちろんのこと、お客様との会話を大切にしニーズをつかみ提案力を身につけてきました。

実際、売上管理や在庫の発注などをさせていただいたことから、そこに置かれている課題やその解決法について考えるようになりました。貴社で採用していただいた暁には、同じように常に課題意識を持ち、より良い職場環境づくりや業務効率化に貢献できると思っています。

まとめ

職歴がない場合、職務経歴書を作るのは億劫な気分になってしまうかもしれません。ですが、多くの企業がエントリーの時点で「履歴書と職務経歴書」の提出を求めます。つまり、職務経歴書はあなたを最初に知ってもらうための書類となるわけです。

職歴がないからといって提出しなかったり、「職歴なし」とだけ書いて提出したりすることは非常にもったいないことです。今回紹介したことをもとに、職歴なしでもしっかり職務経歴書を作成しましょう。



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