先進7カ国(G7)外相は日本時間27日深夜から28日未明にかけて、ロシア軍のウクライナ侵攻を受けてオンラインで緊急会合を開いた。ロシアの行動を強く非難した上で、制裁を含む今後の対応や、ウクライナへの支援を巡って緊密に連携する方針で一致した。
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/XQTKXCTWZVPRVLVWCORG2QLGEY.jpg)
日本からは林芳正外相が出席した。会合の後半にはウクライナのクレバ外相も参加し、G7の支援に謝意を表明。G7側は、ウクライナの主権と領土の一体性に対する支持を伝達した。
林氏は会合で、プーチン大統領らロシア政府関係者に対する資産凍結など日本の追加制裁措置について説明。他のG7各国は日本の決定を歓迎した。
G7は24日に首脳によるテレビ会議を開き、ロシアの侵攻を非難する声明を発表。G7外相も19日にドイツに集まって協議したほか、22日にも緊急電話会合を開いた。