日本郵便は28日、東京中央郵便局(東京都千代田区)と都筑郵便局(横浜市都筑区)に、インターネット通販の商品を購入前に体験できる「JPショールーム」を開設した。空きスペースを活用して収益につなげる取り組みの一環。2022年度中に支社所在地の計13都道府県で始め、数年以内に全国に拡大することを目指す。
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2局では3月26日まで試験的に実施。東京中央郵便局には、体組成計や家庭用炭酸水メーカー、お掃除ロボットなど家電を中心に並べた。郵便局のネットショップや楽天市場などで取り扱っている商品で、気に入った場合は通販サイトで購入する。郵便局は販売事業者にスペースを貸し出すことで場所代を得る。
郵便局は社会のデジタル化を背景に窓口業務が減少。郵便局ネットワークの維持に向けて新たな収益源の確保に動いている。