JR東日本大宮支社は28日、駅や列車などで使用された「鉄道古物」15点などを販売するインターネットオークションを初めて開催すると発表した。実際に使用されていた行き先表示幕、駅名看板、臨時用改札などの品々が並ぶことから、鉄道ファンの注目を集めそうだ。
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オークションは、JR東日本が運営するサイト「JRE MALL」で3月3日午前10時から6日午後10時まで行う。鉄道古物とは別に、今年1月に川越車両センター(埼玉県川越市)で行われたイベント用に作成された特別列車用のヘッドマーク2種もオークションにかける。
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入札開始価格は鉄道古物が各1円、ヘッドマークが各1万円。落札者は配送か対面での引き渡しかを選ぶことができ、配送の場合の料金は落札者負担となる。
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鉄道に関連する品物をファンらがネットオークションにかけることは多いが、同支社が自前で出品するケースは前例がない。担当者は「ファンにとっては思い入れもあり、価値がつけがたいものもある。そのあたりのノウハウもあまりないので、鉄道古物は全て『1円スタート』とした」と話している。今回のオークションが好評なら今後も続けていく方針という。(兼松康)