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バイデン大統領「プーチンは見誤った」 一般教書演説で結束強調へ

【ワシントン=塩原永久】バイデン米大統領は1日夜(日本時間2日午前)、上下両院合同会議で内外の施政方針を示す一般教書演説を行う。ホワイトハウスが事前に公表した演説抜粋によると、バイデン氏は、ウクライナを侵略したロシアを見過ごせば「さらなる混沌を生み出す」と指摘。対抗する西側諸国の決意を「(ロシア大統領の)プーチンは見誤った」と語り、制裁圧力やウクライナ支援を一段と強化する姿勢を示す見通しだ。

2月24日、ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、演説するバイデン米大統領=ワシントン(AP=共同)
2月24日、ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、演説するバイデン米大統領=ワシントン(AP=共同)

バイデン氏の一般教書演説は昨年1月の就任後、初めて。米メディアによると議場にウクライナのマルカロワ駐米大使が臨席する。

バイデン氏は、独裁者に侵略の代償を払わせなければ「彼らは行動を続け、米国と世界へのコストと脅威が高まり続ける」と強調。「プーチンの戦争は計画的で理不尽だ」と非難し、同盟国や友好国と国際秩序を護持する決意を訴える。

西側諸国の結束の強さについてプーチン氏が「見誤った」と述べるとともに、「われわれは準備ができている」と語り、ロシアの暴挙に立ち向かう国際社会を率いる姿勢を打ち出すとみられる。

一方、新型コロナウイルス対策や経済政策では、感染症対策を主導して景気を改善させ、「史上最速の雇用回復」につなげたと成果をアピール。約40年ぶりの高水準となったインフレへの対応に全力を尽くす姿勢も強調する。

また、バイデン氏は「より多くの自動車と半導体を米国で製造しよう」と呼びかけ、半導体や電気自動車(EV)といった先端分野への投資を通じて、中国などに対抗できる米国の競争力強化を優先する立場を表明する。約1兆ドル(約115兆円)の法案成立を受けたインフラ整備を加速させる方針を示す見込みだ。

バイデン氏は昨年1月の就任演説で、人種問題などで分断が深まる米国社会の融和を訴えた。新型コロナ禍やウクライナ侵攻といった内外の危機に直面し、今回の演説でも改めて国民の団結を促すとみられる。


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