東京都議会の議会運営委員会は2日、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、ロシア軍の即時撤退と速やかな平和の実現を求める決議案を3日の本会議で議決することを決めた。自民党や都民ファーストの会など主要5会派が共同提案し、全会一致で採択される見通し。
決議案は「最悪の手段を行使したロシアの暴挙は、厳しく糾弾されるべき」とロシアの一連の軍事行動を非難。核兵器の使用を示唆するロシアのプーチン大統領に対し、「唯一の被爆国であるわが国として、絶対に許すことはできない」と強い抗議の姿勢を示す。
「自国の平和と安定を望むウクライナの主権と国民の思いは尊重されるべき」とし、ウクライナ国民や現地在住の他国民の安全確保も求める。