ペットにかけるお金 イヌは年間約35万円 ネコは約17万円

    ペット保険を提供しているアニコム損害保険は2日、同社の保険契約者が2021年の1年間にペットのために使った費用は前年よりもわずかに増えたとする調査結果を発表した。支出額はイヌの場合は約34万6000円、ネコの場合は約16万9000円で、健康志向の高まりが反映されているという。

    ペットにかける費用の増加に健康志向が反映されている(Getty Images)※画像はイメージです
    ペットにかける費用の増加に健康志向が反映されている(Getty Images)※画像はイメージです

    イヌにかける費用の伸び率は前年比2.1%増。最大の支出項目である「フード・おやつ」は約6万6000円で、1.8%増だった。イヌで最も増加率が高かった支出項目は「サプリメント」で、前年よりも約3割多い約1万5000円。加齢や関節炎に対応するサプリのほか、「腸内フローラを改善するためのサプリメント」を与えるケースもあるようだ。

    (アニコム損害保険のプレスリリースから)
    (アニコム損害保険のプレスリリースから)

    また、イヌにかける費用を体格別にみると、最も高かったのは大型犬で約52万円。次いで、小型犬(約33万3000円)、中型犬(約30万9000円)だった。

    一方、ネコにかける費用の伸び率は2.7%増。こちらも「フード・おやつ」が最大の支出項目で約5万3000円だった。伸び率は23.0%増で、「健康に留意して自然食品に変えた」などの声があったという。また、「ケガや病気の治療費」も8.0%増という高い伸びを示した。

    調査は同社のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、インターネットで行われた。有効回答数は2237人。


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