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侵攻ロシア軍一部「投降」も 米国防総省高官

【ワシントン=渡辺浩生】米国防総省高官は1日、ウクライナに侵攻を続けるロシア軍の動向について、首都キエフの北方では引き続きウクライナ側の反撃を受け、燃料や食料の補給不足などにより、前進のペースが鈍っているとの見方を示した。また、一部の部隊が戦闘をせずに「投降している」ことを示す情報があると明らかにした。

米国務省=ワシントン(AP=共同)
米国務省=ワシントン(AP=共同)

高官は、現場の部隊が作戦を再調整している可能性も指摘。キエフへの砲撃には十分の距離にあり、実際、インフラの損傷や民間人の犠牲も出ているとの報告を示した。

高官によると、ロシア軍は侵攻開始6日目で国境沿いに展開していた約80%の兵力を投入。東部の主要都市ハリコフの包囲や砲撃も強まっている。空爆で発射されたミサイルは400発を超えた。ウクライナの制空権をめぐる争いも激しさを増している。

高官は一方で、ロシア軍に「リスクを回避する行動」がみられるとし、南部に上陸した部隊が主要都市マリウポリから70キロの地点で停止している事例を挙げた。民間衛星画像で明らかになったキエフ郊外の数十キロに及ぶ車列もあまり前進していないという。

ロシア兵の士気低下が指摘されているが、高官は、徴兵された兵士には訓練が不十分だったり、「戦闘に行く」と命じられずに来たりした兵士もいる、との見方を示した。


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