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駐日ロシア大使「核兵器使用言及していない」 BSフジ番組で

ロシアのガルージン駐日大使は2日、BSフジ番組に出演し、プーチン大統領が核兵器使用の可能性を示唆したとされることについて「プーチン氏は核兵器使用の可能性には言及していない」と否定した。共演した小野寺五典元防衛相は「どう見ても核の準備をしろと言っている」と反論した。ガルージン氏は安全保障情勢への対応だと説明した。

ロシアのガルージン駐日大使
ロシアのガルージン駐日大使

プーチン氏は2月27日、欧米の経済制裁への対抗措置として「抑止力を特別警戒態勢に引き上げる」と発言し、戦略核の運用部隊に準備態勢に入るよう指示したことを示唆した。

これについてガルージン氏は番組内で「プーチン氏は核という言葉は使っていない」とした上で、「欧州における安保情勢を見てもらいたい。米国は欧州の一部の非核国に核兵器を置いている。警戒しなければならない」と主張。北大西洋条約機構(NATO)の一部が取る、米国の核兵器を加盟国が運用する「核共有(ニュークリア・シェアリング)」に対抗する必要性を示した。

一方、小野寺氏はプーチン氏が2020年に核兵器の使用基準を示した「核ドクトリン」で、経済制裁への対抗措置は基準に当てはまらないとした上で、「経済制裁されているからといって、なぜ核の準備をしろと指示したのか合理的な判断ではない。自ら定めた規範と違うことをしている」と厳しく批判した。

これに対し、ガルージン氏は「経済制裁の後、何があるのかわからない。抑止力の態勢を必要なレベルで維持しないといけない」と反論した。


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