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露がミサイル攻勢 ベラルーシも参戦準備か

【モスクワ=小野田雄一】ウクライナに侵攻したロシアは1日夕(日本時間同日深夜)以降も首都キエフを含む各都市へのミサイル攻撃や砲撃を続けた。キエフではテレビ塔にミサイルが着弾、ウクライナメディアによると、5人が死亡、5人が負傷した。露同盟国のベラルーシが参戦を準備しているとの情報もある。2回目の停戦交渉が2日に開かれるとの報道も出ているが、両国政府は正式に発表していない。

ウクライナメディアによると、攻撃を受けたテレビ塔の修理が進められているが、キエフの一部では放送が再開されていない。

ウクライナ治安当局は、ロシア軍が情報遮断を図る一方、インターネット上に「ウクライナが降伏した」などの偽情報を流して市民を動揺させようとしているとみて、注意を呼び掛けている。

1日夜にはキエフ西方のジトミルにミサイル攻撃があり、住宅地にも被害が出ている。ウクライナ高官は同日、キエフのほか、第2の都市で東部の要衝ハリコフ、南部ヘルソンにロシア軍が攻撃を集中させているとの分析を示した。

米国防総省高官は、ロシア軍が1日までに発射したミサイルは400発を超えたと分析した。

ロシア軍の主力はキエフ北方20~30キロ地点にとどまり、目立った前進は確認されていない。米英の防衛当局者からは、ロシア軍は補給に問題を抱えており、後続部隊の到着を待っているとの観測が出ている。

一方、ベラルーシがウクライナ北部国境に戦車部隊を集結させており、ロシア側に立って参戦するとの情報もある。ベラルーシ国営ベルタ通信によると、同国のルカシェンコ大統領は1日、「ベラルーシ軍はロシアの作戦に参加しておらず、今後も参加しない」と述べたものの、有事の際はいつでも動員できるとも表明。ウクライナ側は、ロシアとベラルーシがウクライナからの攻撃を捏造(ねつぞう)し、参戦の口実とする恐れがあるとみて警戒している。

ロシアとウクライナの停戦交渉をめぐっては、双方のメディアが2日にも予定されていると1日に報じた。ただ、ウクライナのゼレンスキー大統領は交渉に際してロシアの攻撃停止を求めているほか、クレバ外相も「ロシアが最終通告を行うのではあれば交渉しない」と表明しており、2日に開催されるかは不透明だ。


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