バイデン米大統領は1日夜(日本時間2日午前)、上下両院合同会議で内外の施政方針を示す一般教書演説を行った。
ロシアによるウクライナ侵攻について「独裁者に代償を払わせなければ、さらなる混乱を引き起こす」と述べ、プーチン露大統領に対し厳しい措置を取り続けていく意思を表明した。「米国や世界への脅威は増大し続ける」と述べた。
プーチン氏は外交での解決を拒否し、判断を「見誤った」と非難した。また、議場で臨席するウクライナのマルカロワ駐米大使を紹介した。
内政では高水準となっているインフレへの対応などに言及し、米国内での生産力強化に取り組む考えなどを述べる。バイデン氏が一般教書演説を行うのは就任後初めて。(ワシントン支局)