岸田文雄首相は3日夜、日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国による「クアッド」の首脳とオンラインで会談する方向で調整に入った。同日、首相周辺が明らかにした。ロシアの侵攻で緊迫化するウクライナ情勢について意見を交わす見通しだ。
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クアッドは日米などがロシアの侵攻に対し「暴挙には高い代償が伴うことを示していく」(首相)と厳しい姿勢をみせる一方、ロシアと伝統的な友好関係を維持するインドは、国連安全保障理事会でロシアへの非難決議を棄権するなど温度差も目立っており、4カ国で一致した対応がとれるかが焦点となる。