在日米国大使館(東京都港区)は2日、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナへの連帯を示すため、大使館の壁をウクライナ国旗に使われる青と黄の2色で照らすライトアップを行った。エマニュエル駐日大使は点灯式で「ウクライナの人々を支援し、プーチン露大統領のいわれなき戦争を強く非難することが重要だ」と述べた。岸田文雄首相が決定した日本のウクライナ支援や対露制裁について「心からの感謝」も表明した。
エマニュエル氏によると、バイデン米大統領は日本のウクライナをめぐる対応に感謝を示す個人的な手紙を岸田首相に送った。バイデン氏は岸田首相の「断固たる行動や緊密な協力」に謝意を示しているという。点灯式にはウクライナのコルスンスキー駐日大使も出席した。(坂本一之)