三菱電機は、京都製作所(京都府長岡京市)を3月末で閉鎖する。昭和37(1962)年にブラウン管テレビの生産拠点として設立され、現在は業務用のプリンターなどを生産している。従業員529人の人員削減はせず、別の拠点に配置転換する。家電などのアフターサービスを担当する部署を代わりに置くが、人員は大幅に縮小する見込み。過去にはビデオデッキや液晶テレビなども生産してきた。同製作所で生産してきた業務用プリンターや屋内用大型映像装置事業から撤退する。
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三菱電機は、空調機器や半導体など成長領域に経営資源を集中させ、収益力強化を図る方針で、今回の判断はその一環。